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ヤェム ヴィボル 助教

ヤェム ヴィボル (Vibol Yem) 助教

ヤェム ヴィボル 助教

ヒューマンコンピューターインタラクション/知能ロボット/マルチモーダルインタラクション

バーチャルリアリティやコミュニケーションのための触覚伝送や触覚ディスプレイについて研究しています。


本研究は,人間情報工学,機構設計,コンピュータグラフィックス(CG)などの技術を活かして物体を触って生じるフカフカ,ザラザラ,ズルズルなどの感覚を再現できる触力覚提示システムを開発している.モニタのような視覚ディスプレイの開発は,盛んに行われており,スマホでも写真や動画を綺麗に登録・再生することができている.また,遠隔会議でよく使われているSkypeなどで,遠隔地にいる相手の顔が見えるようになっている.しかし,触力覚ディスプレイの開発は,これまである程度しか実現できていない.我々の触力覚は,圧力,低周波振動,高周波振動,皮膚せん断変形に応答する皮膚感覚の受容器および外力に応答する腱受容器の活動の結果として生じていることが知られている.本研究は,皮膚に振動を与えたり高電圧電流を通過させたりすることでこれらの受容器を直接刺激できる方法を開発している.もし,視覚ディスプレイと同様に触覚ディスプレイにも成功すれば,我々は写真や映像を映しているスマホの画面を触ると,実際のものを触っているかのような,粗さや柔らかさなどを知覚できるようになる.これは,バーチャルリアリティ(VR)のゲーム,ネット・ショッピングなどで応用でき,遠隔地にあるものを触ることができるようになる.本研究は,このような触力覚提示システムによってより便利な社会を期待している.

図1: a)電気刺激と機械刺激を併用した触覚ディスプレイの設計,b)装置を装着した様子,c)装置を利用したVRコンテンツ
図2: 電気刺激による触力覚と3D映像による視覚を融合した,人差し指に柔らかさ,硬さおよび粘着感のフィードバックを提示するVRシステム

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