福井 隆雄
福井 隆雄 准教授

認知科学 / 知覚と行為 / 仮想空間と現実空間 / 個人特性 / 視線計測/ 身体動作の三次元動作解析
我々ヒトは,自身の身体の感覚器官・運動器官を通して,外部環境を知覚・認知し,その環境内のヒト,モノに対して働きかけ(行為)を行っています.当研究室では,身体を介した知覚と運動の相互作用メカニズムについて,3次元動作解析装置を用いた運動学的解析や心理実験で得られたデータの統計解析により検討しています.具体的には,到達把持動作の視覚-運動変換過程,VR環境における視覚誘発性触知覚,身体部位(顔や手)の視覚的認知などの研究を進めています.
高校生へのメッセージ
人間の諸機能の中で、身体動作は外界に対して唯一働きかけのできる能動的機能であり、知覚・認知過程においても身体は重要な役割を果たしています。身体動作やその際に生じる知覚に関して、健常者、脳損傷患者さま、自閉スペクトラム症者の方を対象に、心理物理実験や三次元動作解析により研究を進めています。生成AIが日常化した現在、ヒトと生成AIを(今のところ)分かつものとして「身体性」について考察することは極めて重要です。ヒトの認知・行動特性の多様性に目を向け、学問、研究あるいは社会への興味、理解を一緒に深めていきましょう。

